タロット

18 月

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カードの解釈

月は「陰」を象徴します。 月に向かって水辺から上がってきたザリガニは 無意識の領域から沸き起こる得体のしれない不安を表しています。

ザリガニはカニと同様、月を表す象徴です。 ザリガニが堅い殻に覆われている様子は 心が開けず疑心暗鬼になってしまっている状態を示しています。

最古のタロットと言われているヴィスコンティ版では、女神と思しき三人の人物がそれぞれ 節制、月のカードを つかさどっています。 女神は天界の住人であり、私たちが意識的に対話できる存在ではありません。 女神はふとした瞬間に私たちにインスピレーションをもたらしてくれます。 ウェイト版では、それぞれのカードの人物は異なりますが、 3つのカードにはどれも泉が描かれています。 泉は無意識を表しています。この三組のカードは、それぞれ無意識の働きかけを表しています。

犬と狼が月に向かって吠えています。 犬と狼、またザリガニは本能的な部分を表しています。 本能や無意識は自分の意思ではコントロールできない側面を持ちます。 自分の意識でコントロール出来ないものは、この先どうなるかわからないという恐れや不安、不気味さを感じさせます。

死神の表している恐怖は 自分では対処することの出来ない外側にある力に対する恐れですが、 月のカードが表す恐れは自己内側にある力に対するものです。

カードの意味

このカードはあいまいさや不安を表しています。
逆位置の場合は、不安が解消されたり、ものごとがはっきりすることを表しています。

正位置のキーワード

不安・あいまいさ・はっきりとしない・心配事・不気味な感じ・まぼろし・精神不安定・幻影

逆位置のキーワード

不安が和らぐ・不安が解消される・今まではっきりしなかったことがはっきりする・物事が明るみにでる・気持ちが落ち着く