タロット

15 悪魔

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カードの解釈

悪魔の姿を見てみると、蝙蝠の羽、鹿の角、体は人間、足はトリ。 さまざまなパーツから成り立つその姿はカオスを表しています。

マルセイユ版の悪魔はさらに腹部にも顔があり、膝に目があります。 そして目が6つもあり、どれが真実を見つめているのかわかりません。

悪魔は司祭と同じように左手を掲げています。 司祭の導く教えはこの世界のルールですが、悪魔の教えは秩序のない混沌です。

次に何が起こるか分からない無秩序は、 とても対処のできるものではないため人々を恐怖に陥れます。 悪魔は左手にたいまつを持っています。 その火は欲望を表しています。 松明の火は混沌をつかさどる悪魔が手にしているので、 どこに引火するか予測のできない状態です。

二人の男女が悪魔の台座につながれています。 恋人たちが堕落した姿です。 悪魔の祝福を受けた二人は、物質的、肉体的な喜びにとらわれてしまい そこから抜け出すことができません。

悪魔のカードは死神のカードと同様に 一般的には不吉なイメージがあるかと思いますが、 不幸の訪れを表しているわけではありません。 悪魔のカードは、惰性に気付きながらも、自らその状況を打開できない状態を表しています。

カードの意味

このカードは混沌と執着心から生じる束縛を表しています。
逆位置の場合は、執着心を捨て束縛から解放されることを表します。

正位置のキーワード

欲望・束縛・無知・執着・盲目的になってしまう・錯乱・落着きの無い気持ち・カオス・矛盾・めちゃくちゃ・ありえないこと・物質主義にとらわれる・とりこになる・絶望的な気分になる

逆位置のキーワード

解放・落着きを取り戻す